よ~し、よし。りょうちゃん(息子)もう寝る時間だよ~。寝ようね!
とある日、妻から頼まれて、普段はやらない寝かしつけを行ったところ・・・・
『おぎゃあああああああああ、おぎゃあああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!』
まるで、『やめてくれ~!!!!!だれだ!?このおじさん!?!?』
と言っているかのごとく、ギャン泣きされました苦笑
格闘すること30分、見事に泣きやむことなく、敗北をきしました。
そして、妻にバトンタッチして3分。
カップラーメンができるよりも早くに眠りについていました…
な、なぁんだとぉぉぉぉ!?
世の中のお父ちゃん方にもこのような経験ないでしょうか?
または、お母さま方にもお父ちゃんに寝かしつけを頼んだら、ギャン泣きされて、結局自分で寝かしつけをする羽目になった。ということはないでしょうか?
そこで今回の記事では、お父ちゃん寝かしつけできない問題に対して、どうしていくべきなのか?を考えていきますのでぜひ最後までお付き合いください。
どうして父ちゃんだと寝てくれないのか?その原因を考えてみよう!
そもそもなぜお父ちゃんが寝かしつけをすることができないのでしょうか?
りょうちゃんと遊んでいる時は、めちゃくちゃ笑ってくれます。日中妻がいなくても一緒に過ごすことができるぐらい仲がいいです。しかし、寝かしつけだけは未だに心を許してくれません・・・
まずは寝かしつけができない原因を考えていきましょう。
大人の立場に置き換えて考えれば分かりやすい
例えば、大人の立場に置き換えて考えてみましょう。
- りょうちゃんの大好きなおかあちゃん=大人の立場からしたら「彼女」
- りょうちゃんの大好きなお父ちゃん=大人の立場からしたら自分の父親
さて、このように入れ替えてみて、同じシチュエーションで考えてみましょう。
さぁ~、今日も彼女の横でゆっくり寝よう!
と思って、ベッドに入ったら、自分の父親がいたらどう思うでしょうか?
きっとこう思うでしょう。
なんで、オヤジがこんなところで寝てるん!?!?ベッドから出て行けよ!!!!
と激昂することでしょう(笑)
息子もきっと同じ現象が起きたのかと。
今日も母ちゃんと寝られるぞ♪
と思っていても、実際は・・・
はぁ???なんで父ちゃんやねん!!!父ちゃんは遊ぶ人でしょ?母ちゃんだせやぁ~~~!!!!!!
と激昂すること間違いないです。
要は息子が親にもとめている役割が違うのでギャン泣きしている可能性が考えられます。
子供は親に役割をつけているので役割と違う事をすると怒ってしまう
実は、どんなに小さな赤ちゃんでも、親に役割を持たせていることが多いそうです。
調べてみるとこのような情報がありました。
子どもは相手との関係性に役割を持たせていることが多いです。たとえば、ママは甘える人、パパは遊ぶ人、おばあちゃんはおねだりする人、おじいちゃんは工作をしてくれる人……など。それにより、パパは寝かしつけの人ではないと認識しているのはあるかもしれません。
寝かしつけをしても「パパだと寝ない」のはどうして? 実は子どもとパパとの関係にカギがあった
このことから、考えられることは、
りょうちゃんから見たら、僕は「遊ぶ人」。おかあちゃんは「お世話してくれる人」。
と役割がついていることが考えられます。
つまり、僕がりょうちゃんを寝かしつけるには、現状かなり困難だという事が言えます。
そのため、父ちゃんが寝かしつけたいのであれば、徐々に徐々に「父ちゃんもお世話してくれる人」とりょうちゃんに認識させる必要があるのです。
お父ちゃんの寝かしつけできない問題の2つの対処方法は「家事を頑張る」もしくは「お母ちゃんの行動を完コピする」
そこで、お父ちゃんの寝かしつけできない時の対処法について考えてみました。
対処法としては、次の2つが挙げられます。
寝かしつけできない問題の対処法
- 寝かしつけをあきらめて、お母様方の代わりに家事をする
- お母様方の寝かしつけの方法を完コピする
妻と話し合った結果、この2つが候補として挙げられました。
それぞれを解説していきます。
寝かしつけ中お母ちゃんができない家事をやる
子どもが、親に明確な役割を持たせているのであれば、無理に認識を変えさせないでいこう!という考え方です。
もしわが子が、「寝かしつけしてくれる人=お母ちゃん」「遊んでくれる人=お父ちゃん」と認識しているのなら、現状はそのままでいく方法が最善の場合があります。
なぜなら、寝ることと遊ぶことは対極に位置しているからです。
本当は寝かしつけたい時間帯なのに、父ちゃんが抱っこすれば、子どももこのように思うでしょう。
寝る時間だけど、遊んでくれるんだ!!ワクワク
逆にテンションを上げて寝れなくなってしまいますよね?
そして、無理に寝かしつければ・・・
なんだよぉぉぉ!!!遊んでくれるんじゃないのかよ!!!!!
と思うはずです。
それならば、無理に認識を変えさせない方が良いです。
- 母ちゃんが寝かしつけ係であるのであれば、そのまま寝かしつける。
- 父ちゃんは夕ご飯の食器のかたづけや洗濯もの、お風呂掃除などの家事を、お母ちゃんの代わりに行う。
子どもが認識している通り、役割を遂行したほうが、お互いのためでもあり場が丸くおさまるからです。
ですが、これにはリスクがあることも考えておきましょう。
例えば、お母ちゃんが寝込んでしまったり、旅行をして家からいなくなってしまった時、お父ちゃんはつみます。
それぞれの役割が遂行できないとき、寝かしつけられないという積んだ状態になってしまうリスクがあるのです。
そのため、しばらくの間、我が家ではそれぞれの役割を遂行しつつも、以下のこともやっていく事をきめました。
お母ちゃんの寝かしつけ儀式を完コピするまで覚える!
寝かしつけは、一種の儀式であり、ルーティンだと思った方が良いそうです。
「入眠儀式」という言葉がありますが、これは寝る前に行うルーティンのことで、たとえば、トントンと胸をたたくとか、ゆっくりテンポの音楽を聴くとか、絵本を2冊読むなど、よりスムーズに眠りに入れるための工夫です。毎日同じことを繰り返すことで、睡眠モードへの切り替えを促していきます。
寝かしつけをしても「パパだと寝ない」のはどうして? 実は子どもとパパとの関係にカギがあった
それもそのはず、大人でも同じですよね。
寝る前はお風呂に入ってから、歯を磨いて、身体をほぐしてから寝るというルーティンを持っている人なら、そのルーティンをやらずに寝るのはとても気持ち悪いはずです。
赤ちゃんも同じです。
「寝かしつけしてくれる人=お母ちゃん」であるのであれば、お母ちゃんのルーティンを父ちゃんが完コピすることが大切なことではないでしょうか?
そのためには、しばらく大変になりますが、お父ちゃんはお母ちゃんと一緒に子どもの寝かしつけに参加して、お母ちゃんのやっていることをまねることからはじめるべきです。
お母ちゃんのルーティンをおぼえたら、実践していく。
そうすれば、子どもも「寝かしつけしてくれる人=お母ちゃんとお父ちゃん」という認識に変わるはずです。
お父ちゃんも寝かしつけができるようになれば、最強ではないでしょうか?
なぜなら、
今日お母ちゃんがいないから、夜つんだわ・・・
といったリスクがなくなるからです。
お母様方にとっても大きなメリットになると思います。
旦那様が遊び+寝かしつけがかかりと認識してもらえば、気軽に遊びに行く事ができるようになりますからね。
- 役割を明確にして遂行していく方法で行くのか?
- それぞれの役割をそれぞれできるようにするのか?
それぞれの家庭のライフスタイルに合わせて、話し合った上で決めていく事がBESTではないでしょうか?
※寝かしつけや食事の時など、子どもの気持ちになって考えることが非常に大切です。子どもも一人の人間です。大人の立場で甲だったらうれしいという事は、子どもにとっても嬉しい・楽しいことになります。子どもの気持ちになって考える大切さについては、こちらの本で詳しく書かれておりますのでぜひご参考にしてください!
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子どもとの関係が変わる自分の親に読んでほしかった本
amzn.to
おわりに
今回は、お父ちゃんの寝かしつけできない問題について解説しました。
寝かしつけ問題に対する対処法は次の2つです。
POINT
- 寝かしつけをあきらめて、お母様方の代わりに家事をする
- お母様方の寝かしつけの方法を完コピする
我が家では、2を採用して、お母ちゃんがいないときでも対応できるように頑張っております。
お父ちゃんが寝かしつけができないことは悪いことではありません。
子どもがそのように役割を持たせているだけにすぎないので。
どのようにするか?はそれぞれの家庭のライフスタイルに合わせて行った方がよろしいです!
最善な選択肢はたくさんあります。
今回の記事でその選択肢が1つでも増えていただければ幸いです!
世の寝かしつけができないお父様方。健闘を祈ります!!最後までお付き合いありがとうございました。