今週、ついに妻も臨月を迎えました!
臨月とは、
妊娠36週以降の出産予定日まで1ヶ月の時期
臨月はいつから?症状や赤ちゃんの様子、過ごし方を紹介
とのこと。
あと、1か月で子どもに会えると思うと、僕はワクワクします。
女性の方はどうなのでしょうか?
嬉しさの反面、今後の生活の変化への不安や出産への不安などが強いのかもしれません。
僕が思うに、「出産」というのは、心身ともに大きな変化をもたらすイベントだと思います。
それは、女性だけでなく、男にとっても同じかと。
ただ、男性は、身体は変化しないし、子どもがおなかにいないので、いまいちピンとこない部分が多いのかもしれません。
だけど、間違いなく大きな変化をもたらすイベントであることは間違いないです。
大きな変化が起きるとき、不安になります。
特に、肉体的な変化を伴う女性にとっては、その不安はとても大きいものかと。
男性は、その女性の不安を解消するために、支えてあげないといけないと思います。
そこで今回の記事では、男性が奥さんにやるべき3つのことについてまとめました。
個人的にやった方が良いことを、つづっていきますので、現在妊娠中の奥さんがいる方は是非ご参考にしていただければ幸いです。
奥さまが臨月に入ったらやるべきこと①:家事
奥さまが臨月に入ったら、男性は「家事」を行いましょう!
臨月に入った女性のおなかは、どんどんどんどん大きくなっていきます。
それもそのはず、おなかの中の赤ちゃんは、妊娠36週で約2,500g、妊娠40週で約3,000gにもなります。
さらに加速的におなかが大きくなっていくのです。
そうなると、奥さんはさらに動きづらくなります。
おなかが大きいことによって、バランスがとりづらくなるからです。
そこで支障がでてくるのが、「家事」です。
まだまだ、男性の中で「家事ごとき」と思われている方が非常に多いと思います。
「家事」はごときではなく、れっきとした「仕事」だと考えた方が良いです。
それぐらい、めちゃくちゃ大変な作業なのです。
おなかの中の赤ちゃんが、どんどん大きくなるのは嬉しいと思います。
しかし、その反面、女性の家事への負担は、過大となります。
むしろ、リスクしかありません。
トイレ掃除やお風呂掃除、かがむ作業なんか、おなかが大きくてやってられないはずです。
現に妻も、おなかが大きくて、下のものをとるのに「よっこらせ!」と声を出しています。
また、栄養も子どもに取られるわ、大きくなる子どものおかげで内臓まで圧迫されるわで、奥さんはてんやわんやになっていることでしょう。
だからこそ、旦那さんは、家事をやった方がよいです。
仕事終わって、ご飯を作れ!と言っているわけではありません。
お風呂の掃除やトイレの掃除、床みがきなど、奥さまができないことをやるべきではないでしょうか?
「こちらは仕事で疲れているんだよ!」と言いたくなるかもしれません。
ですが、日々子供のために生きている奥さまの方がもっと疲れているはずです。
奥さまの負担が減れば、その分だけ子どもも健やかに成長します。
子どもだけでなく、夫婦関係も乱れることなく、出産までむかえられるはず。
そのため、男性は「家事」という重労働を、奥さまの代わりにやるぐらいの気持ちを持った方が絶対に良いです。
そして、奥さまがた。
旦那さんが家事をやるようになったら、これだけは絶対に言ってください。
「ありがとう」と。
男は単純です。
この一言だけあれば、馬車馬のように働く人もいます。
当の私も、たまに妻に言われる「ありがとう」のために、家事をやっているのですから(笑)
奥さんが臨月に入ったらやるべきこと②:マッサージ
男性が臨月の奥さまのためにやるべきことは、マッサージです。
マッサージと言っても、ガシガシ強く押すようなマッサージはよろしくありません。
理学療法士である私の意見としては、ガシガシ指で押すようなマッサージは母体を傷つけてしまいます。
また、お腹の中の子どもにも、あまり良くない刺激が入ってしまうのです。
そのため、さするようなマッサージの方がよろしいです。
お腹の中の、子どもは急激に体重を増やしていく時期です。
それに伴って、さらに奥様への身体の負担は大きくなります。
特に身体を支える腰やふくらはぎ周りは、非常にハリやすくなっているのです。
それだけではありません。
出産に向けて、女性ホルモンの兼ね合いで、骨盤やそのほかの関節が柔らかくなっていきます。
その柔らかくなった、関節を支えるために、筋肉がかたくなってしまうのです。
筋肉がかたくなれば、血流も悪くなります。
そして、腰痛や夜中のこむら返りにつながってしまうのです。
それだけ、女性のからだは非常に大変な状態なので、腰まわりやふくらはぎを優しくさすってあげるようにしましょう。
私の奥さんにも、寝る前の10分間は軽くさするようなマッサージを行っています。
どこまで、肉体に効果があるかは不明ですが、間違いなく、精神的には落ち着きやすくなります。
また、夜の起きる頻度も低下しやすいです。
奥さまの不安を和らげるために、文字通り「手当て」を行いましょう。
男性も仕事で疲れているでしょうが、女性はもっと疲れています。
優しくさするだけでもいいので、ぜひ行ってみて下さい。
奥さんが臨月に入ったらやるべきこと③:話を傾聴する
奥さまが臨月に入ったら、絶対にやったほうが良いことは「お話をしっかり聴く」ことです。
これは、臨月に入ったからではなく、妊娠初期、もっと言えば、生活する上でとても重要なことだと思います。
人間は、身体に変化が起きる時、精神状態が不安定になる生き物です。
子どもの思春期やケガをした時など、必ず身体に何か起きる時は精神的に不安になります。
人間はそういう生き物なのです。
女性は、妊娠すると10カ月もの期間、身体が変化し続けます。
それだけでなく、産後も身体は、妊娠中の状態から普通の状態に戻ろうとする作用が働くのです。
つまり、女性は妊娠して出産すれば終わりという訳ではありません。
妊娠してから1年半以上は、身体が変化し続けます。
裏を返せば、1年半以上は、精神状態が不安定になりやすいのです。
もし、奥さまの実家が近くて、話し相手がいれば、不安は和らぐ傾向にあります。
ですが、今の世の中、実家が近い人など稀なことが多いです。
特に、臨月を迎えた奥さまは、仕事もできないので、家に1人でいることが多いはず。
人は集団で生きる生き物のため、1人でいるとろくなことを考えません。
多くの方が、不安や心配事をより強くしてしまうはずです。
その不安を和らげてあげるために、奥さまの話を聴いてください。
多くの男性は、
- 仕事で疲れているから
- 奥さまが不安定だから
などの理由で、かえって距離を置いてしまわれる方がいます。
ですが、これは絶対にやってはいけません。
例え、仕事で疲れていても、奥様の話に傾聴する。
大変ですが、話を聴くだけでも、母子ともに健康状態を保ちやすいはずです。
男性にできることは、本当にわずかです。
そのわずかなできる事をしっかりやっていくのが、役目ではないでしょうか?
男性は、仕事だけやっていればいい!という時代は、もう過ぎていることを自覚しましょう。
※もし奥さまが、精神的にとても大変な時はこちらの記事をご覧下さい。記事内にて、心が軽くなる絵本をご紹介しております。これから新たな命を迎えるうえで、やはり大切にしなければいけないことは、自分のメンタリティーです。自分が安定していなければ、子どもも不安に感じてしまいます。そのため、良いメンタリティーにするためにも、ぜひこちらの記事をご覧ください。
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おわりに
今回は、奥さまが臨月に入ったら、やった方がよい3つのことについてお伝えしました。
奥さまが臨月に入ったら、やるべきことはこの3つです。
やるべきこと
- できる限りの家事
- 軽くさするようなマッサージ
- 奥さまのお話をしっかり聴く
これらは、実際に僕が行って、奥さんが喜んでくれたことです。
子どもが生まれてくることは、不安な面もありますが、楽しみの面の方が大きいじゃないですか。
そんなワクワクする未来が待っているのなら、今ももっとハッピーに過ごせたら、幸せだと思います。
今をハッピーに過ごすためにも、奥さまを大切にすることが重要ではないでしょうか?
そのため、「家事」「マッサージ」「傾聴」
男性は、最低でもこの3つは行った方が良いかと思います。
もちろんこれだけではないですが。
奥さまファーストが、家庭がハッピーになる最善の手段だと、僕は思います。