アイキャッチ

マネーリテラシー

【屋号をつける重要性】開業準備でまず一番最初にやっておくべき事

前回の記事では開業するにあたり、開業前に決めておきたい1本の大黒柱についてお伝えしました。この大黒柱を決めることは開業する上で非常に大事になります。謂わば、家を建てる前の土台づくりのようなものです。この土台づくりに失敗してしまうと家を建ててもすぐに崩れてしまうような欠陥住宅になるのと同じように事業も根底から崩れてしまいます。その為、開業する上でまずは一本の芯を作らなければならないとお伝えしました。

※開業前に決めておきたい1本の大黒柱についてはこちらの記事にて詳しくご紹介しておりますので開業を検討している方は是非ご覧ください。

アイキャッチ
開業する前にまず決めておきたい1本の大黒柱とは?

この度『筋膜を整えるお店-NIJI-』を開業する事になった理学療法士の樋口哲也様を開業までのコンサルティングを行う事になりました。理学療法士は医療従事者であり、病院で勤務する事が多い職業です。年々1万 ...

今回の記事では開業準備でまず一番最初に取り組んでいただきたい事をご紹介していこうと思います。整体院の開業コンサルでお世話になっている『筋膜を整えるお店-NIJI-』の樋口様もまずはじめにこの屋号を決める事によって、開業する実感や自覚を増す事が出来たみたいです。それだけでなくビジネスや事業を始める上で、まずはじめにこの屋号を決めておくというメリットが大きいのです。

開業準備で一番最初に屋号を決めておくと愛着と実感がわく!

私もそうでしたが、いざ開業しよう!と意気込んだもののあまりにもなにをやっていいいのか不透明過ぎて、やる気を出そうとしてもやる気が湧いてきませんでした。人は途方も無い事に直面すると逃避してしまう傾向があります。その為いざ事業を始めようとしても地に足がつかず機会を逃してしまう事が多々あります。

しかし開業準備の一番最初の段階で『屋号』を決めておくだけで、気持ちやマインドが変わります。開業前に一本の柱を決め、その指針に向かって事業つまり社会貢献を行なっていく為の原動力が湧くのです。店舗で事業をやるにせよ、ネット販売にて事業をやるにせよこれは共通事項かと思います。まだ目に見えない開業に対して、まるでこれから生まれる我が子のような愛着が湧いてきます。その『愛着』が大事になるのです。何事も愛着がなければ、うまくいきません。夫婦でも愛し合っていなければすぐに破局してしまいます。それと同じで自分がやる、やりたい事業に対して『愛』を持たなければならないのです。まずは『愛』を持って開業準備に取り組む事がその後の実感にもつながります。それ程『屋号』つまり名前の持つ力は強いのです。このサイトの名前である『HINATTA』も「理学療法士の仕事のあり方を見直して、迷われている人に光を照らしたい。」という想いが込められております。名前というものは不思議なもので、その名前に込めた想いがその後の事業に現れてきます。簡単に言ってしまえば、『屋号』というのは長期的にやっていきたい事業を明確に具現化したものと考えた方がいいでしょう。

それはつまり今後の事業の目標にもなり、開業準備をする上で実感を沸かせてくれるものにもなるのです。

『屋号』が開業準備を楽にしてくれる!

なぜ『屋号』を一番に決めないといけないのかはこれが最大の理由です。開業準備が非常に楽になるのです。もし屋号を決めずにどうなるでしょうか?店舗の場所を決めるのは可能かもしれません。しかし営業をする時や宣伝をする時はどうでしょうか?営業をする時に名刺が必要です。その名刺に屋号がなければ、何をやる所なの?と逆に不信がられてしまいます。地域に開業に向けてのチラシをまく時、屋号がなければどうでしょうか?これも不信感を抱く要因となってしまいます。それだけでなく、今ではSNSも重要な集客媒体になります。サイトを作るにせよ、Facebookやインスタグラム、YouTubeにしても屋号が無い状態では誰も目に止めてはくれません。かえって、嫌がられてしまうケースがあります。

事業を円滑に進めるためには、事業の仕組みを作ることは非常に大切であります。しかし、それ以上にあなたの事業を多くの人に知っていただくという事が一番大事なのです。何事も知って『1』を作らなければ、10や100にはなりません。あなたが何者なのか?何を提供してくれる場所なのか?それは『屋号』をみてお客様が判断します。屋号がなければ、事業はなにも始まらないのです。

終わりに

良いスタートを切る為には自分が愛着を持てる『屋号』をまず最初に決めていきましょう。そうしなければ、あなたの事業をより多くの人伝えることはできません。より良い事業を多くのユーザーにお届けする為にもあなたのすばらしい想いを乗せた『屋号』をまずはじめに考えてみてはいかがでしょうか?

-マネーリテラシー
-, , , , ,