今回の記事は、妻が妊娠16週目に入ったころのお話です。
いわゆる妊娠5ヶ月で安定期に入ったころに、腰痛で苦しむようになりました。
男性にはよくわからない方が多いいと思いますが、妊娠16週と言えば、胎盤が形成されて、お腹のベビーも徐々に大きくなる時期です。
お腹が多きなるといわゆる反り腰になっていきます。
その影響で腰に痛みが出てしまう方が非常に多いです。
このような腰痛を妊婦さんのマイナートラブルと呼ばれております。
そんな腰痛に妻が苦しんでいたので、気をつかって、骨盤ベルトを渡したところ・・・
まぁ～、結論から言えば、「そんなのいらないわよ」と言われ、押入れにしまい込まれてしまいました(笑)
これがＴＨＥ男の無力感です・・・
では、どのように妻は腰痛対策を行ったのでしょうか？
理学療法士の私が勧めた骨盤ベルトよりも、あるものをつかって腰痛対策を行った妻の行動について、記事に綴っていこうと思います。
是非最後までご覧ください。
妊娠16週目の妊婦さんの身体の変化がこちら！
ちなみに妊娠16週目の妊婦さんのお身体の様子はどのように変化していくのでしょうか？
初めて妊娠される方や男性の場合よく分からないと思うのでまとめてみました。
妊娠16週目の身体の様子
- ベビーとお母さんをつなぐ「胎盤」が完成→いわゆる「安定期」に
- お母さんのつわりが終わり、食欲旺盛になる方が多い
- ベビーが大きくなるにつれて、子宮に多くの血液を供給するようになるので「貧血」気味になりやすい
- お腹が大きくなるにつれて、「腰痛」に悩まされるお母さんが多くなる
ちなみに妊娠16週目のベビーの様子はこのような感じです。
妊娠16週目のベビーの様子
- 骨格がしっかりしてきて重みを感じるようになる
- 羊水の中で手足を元気に動かしてトレーニングをしている
- 反射神経が発達してくる
- 聴力が発達してくるので胎教を始められる時期
- 胃や腎臓などの消化器官が発達してくる時期
実際、自分の妻の様子としては、本当に16週あたりからつわりがおさまってきました。
妻のつわりの症状としては、
- 気持ち悪い
- 食欲がわかない
- 疲れやすい
- イライラしやすい
などがありましたが、非常に穏やかになり、食事もモリモリ食べれるようになりました。
しかし、検診で妊娠糖尿病の疑いをかけられてしまったので、ある程度は制限しながらの食事ですが・・・
その他にも、あれ？お腹が大きくなってきたんじゃない？と思うぐらい、お腹がだんだんと目立ってきていました。
また、目の前がくらくらする。黒い点が飛んでいる。といったことも訴えるようになってきました。
おそらく胎盤ができて、血がベビーに行き始めたので、貧血症状が起きていたのかと考えられます。
このように、妊娠16週目の安定期を境に目まぐるしく身体の様子が変化していきました。
気をつかって骨盤ベルトを妻に渡したら・・・
めちゃくちゃ身体が変化してくる妊娠16週目。
からだの専門家としては、女性の身体の変化をとても神秘的に感じてしまいます。
ですが、これだけ身体が変化してしまうと、やはり「腰痛」というマイナートラブルが出てきました。
- なんだか最近腰が重い
- 腰が張ってくる
- なんか腰が痛い
といったような訴えをするようになったんです。
男としては、身体を交換することができないので、なんとか腰の負担を減らせないか？という想いで骨盤ベルトを用意しました。
と言っても、長野市で整体院を営んでいるので、そのお店にストックしてあった骨盤ベルトなんですけどね(笑)
これで、妻の腰痛が良くなる！
「痛いよ～！」と言わなくなるだろうと思っていたら・・・
『そんなのいらない』という一言。
当時は「なんですとぉ！？」せっかく用意した(ストックしてあった)のに！！という想いでした。(笑)
よくよく妻の話を聞くと、自分なりに腰痛対策を調べていたみたいです。
すると、「骨盤ベルト」よりも「妊婦帯」の方が良さそう！という結論に至ったとの事でした。
お恥ずかしい話、理学療法士なのにもかかわらず、
「妊婦帯？？？」「なんだそれ？？」状態でした。
いや～、本当に男性は疎くてだめですね。
妻の選んだ「妊婦帯」。
確かに、現物を見てみると、「妊娠安定期」には絶大な効果を発揮します。
妊娠24週目になる現時点(2024/03/01)でも、「非常に役立つ」といって今もなお使用しているぐらいです。
今まで「妊婦帯」という存在を知らなかったなんて、非常に恥ずかしい・・・
ちなみに「妊婦帯」の何が凄いか？というと
妊婦帯の凄い所
- お腹を前から支えてくれて腰への負担軽減
- 保温効果
- 衝撃吸収効果
これらの3つの効果が期待できるという事です。
腰痛軽減に関しては、「骨盤ベルト」には勝てませんが、その他の「保温効果」やお腹の中のベビーへの「衝撃吸収効果」はとても重要です。
なぜなら、「切迫早産」などのリスクを軽減してくれるからです。
妻は30代後半のため、様々なリスクと向き合わなければいけません。
20代の方とはリスク度が大きく変わってきます。
そのなかでも、流産や切迫早産などのリスクは非常に高くなる年齢だと考えられるのです。
そのようなリスクを考慮すると、腰痛だけを軽減する「骨盤ベルト」では物足りなくなります。
そのため、妻は「切迫早産」のリスクを軽減できる「妊婦帯」を選んだ方が良いという判断をしました。
いやぁ～、女性のリサーチ力はすごいですね！理学療法士として勉強になりました。
「妊婦帯」について語り出すと非常に長くなってしまいますので、こちらの記事にて妊婦帯について詳しく解説しました。
妊婦帯の効果や機能、妻の意見なども記載しておりますので、「妊婦帯」についてもう少し知りたい方はぜひこちらの記事もご参考にしてください。
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妊婦帯がもたらす快適さが超ヤバイ件
「お腹が重くて起きづらいぃぃぃぃぃぃぃ！！！！」 「歩くたびにお腹がひっぱられるよ・・・」 と妊娠中の妻が、20週目あたりから言い出すようになりました。 それもそのはず、妊娠20週はお腹の中のベビーの
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おわりに
妻をきづかって、「骨盤ベルト」を渡した時に、「そんなのいらないわよ」と言われた時は、
「はぁ～？？？？？」
と発狂しそうになりましたが、よくよく考えれば、自分の方がリサーチ不足でした。
子を思う母の気持ちには、全然勝てませんね。
むしろ、骨盤ベルトを渡して楽しようとするよりも、献身的に妻の腰をさすってマッサージしたほうが全然良かったみたいです。
世の中の男性諸君！
奥さんが妊娠して安定期になったら、しっかりと腰をさすってほぐしてあげましょう！！
今回は妊娠16週目の妻に骨盤ベルトを渡した時の反応を綴った記事でした。くだらないお話に最後まで付き合ってくださってありがとうございました！
